訪問美容師に興味があるんだけど
- 具体的にどんな仕事するの?
- 訪問美容師はどうすればなれるの?
- 独立と成功の秘訣は?
こんな疑問を抱えていませんか?
本記事では美容業界歴19年目の私が訪問美容師の具体的な情報を解説いたします。
この記事を読むと以下の内容がわかります。
- 訪問美容師を目指すステップ
- 訪問美容師の仕事内容
- 訪問美容師を成功すためのポイント
- 独立までの具体的な手順
これらを学んで早速行動してみましょう!
これから訪問美容師を目指すのはあり?
今後、高齢化社会が加速化
皆さんもご存知の通り、日本では高齢化が加速しています。総務省統計局によると、2022年の総人口に対する65歳以上の割合は29.1%で、約3.43人に1人が高齢者という状況です。
さらに、2040年には35.3%に達すると見込まれています。
今後の高齢化に伴い、訪問美容の需要もますます増加することが予想されます。
【訪問美容】今はまだ需要が発展途上
高齢化が進む中、訪問美容師の需要がこれから更に高くなりそうです。
株式会社リクルートの調査によると、9割の人が訪問美容を認知している一方で、実際に利用しているのは3割程度とのこと。
出典:株式会社 PR TIMES公式ホームページ「株式会社リクルート訪問理美容サービスに関する利用実態調査2023」より
自治体が提供する「理美容チケット」などの補助制度も広まってきており、これから利用者が増えていくことが期待されています。
今はまだ需要が少なく感じるため「稼げないのでは?」感じているサロンオーナーが多いですが、これから需要が一気にピークを迎える!なんて可能性もあるかもしれません。
訪問美容は高齢者だけではなく、子育て中で一人では外出ができない方にも需要があるよ!
独立のしやすさも魅力
各種SNSや「くらしのマーケット」等のスキルマーケットサイトを活用して、副業やフリーランスとして働く人が増えています。
顧客がつけば安定してリピートしてくれる可能性が高いのも魅力ですね。
また、ママ美容師では1日の実働時間を昼間に集中させることが多いようです。
働きながら幼稚園の送り迎えも可能になるのはとても素晴らしいことですね。
自由な働き方を求めている人にとって、訪問美容は魅力的な選択肢になっています。
訪問美容師になるためのステップ
まずはスタイリストとして経験を積む
シャンプー、カット、カラー、パーマなどの基本的な技術を身につけるために、まずはサロンワークでスタイリスト経験を積むのが大事です。
これにより、訪問先でも幅広いニーズに応えられるようになります。
技術の習得はサロンワークの方が早く確実に学べるので、まずは自信を持てるスキルを身につけよう!
訪問美容に関する研修を受ける
訪問美容では、通常のサロンワークとは異なる環境で施術を行い、主に高齢者を対象とすることが多いです。
そのため、美容技術に加えて介護に関する知識を習得することをお勧めします。
介護や訪問美容ならではの施術に関する知識を学べるスクールが、協会や法人などで開催されていますので活用しましょう。
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訪問美容に特化した研修を受けて、必要なスキルをしっかり身につけましょう。
業務委託として仕事を受注する
技術と知識の習得が得られたら実際に仕事を受注しましょう。
仕事の受注方法として
- 訪問美容を専門としている企業に業務委託として仕事を受注
- 訪問美容を取り入れている美容室に業務委託で仕事をもらう
- スキルマーケットに登録して仕事の依頼を待つ
これらがおすすめです。
ただいま、おすすめ受注方法の一覧を準備中です!もう少しだけお待ちください。
ある程度自信がついたら施設などに直接営業するのも検討しましょう。
訪問美容師の働き方
必要な道具
訪問美容に必要な道具類は通常のサロンワークに必要な道具はもちろん、それ以外に必要な道具を紹介します。
- 移動式の美容椅子とシャンプー台
- 訪問先の汚さないための養生類と掃除道具
- その他、会計に必要な道具など
これらを全て運ぶために車と運転免許も必要だね!
必要なスキル
訪問美容師に必要なスキルを確認しましょう。
- 美容技術
- 介護・福祉に関する知識
- コミュニケーション能力
- 衛生管理
- 法律・規制の理解
これらのスキルが求められます。
美容技術
これらはいうまでもなく必要です。
メニューは通常のサロンワークと差はなく、シャンプー、カット、カラー、パーマができれば基本的な要望には答えられます。
中には顔剃りを希望される方もいるみたい!
理容師免許を持っている方は羨ましい!
介護・福祉に関する知識
高齢者や障害を持つ方を対象とすることもあるため、介護の基本的な知識が不可欠です。
施術中にお客様を安全にサポートするために習得しておきましょう。
お客様の状態を事前に確認する必要がありそうだね!
コミュニケーション能力
お客様やそのご家族の要望を正確に聞き取る能力が求められます。
特に、認知症の方などコミュニケーションが難しい場合には、柔軟な対応が必要です。
なぜ訪問美容を利用してくれたのかを聞き出すことができると、相手のニーズに応えやすいね!
衛生管理
自宅や施設で施術を行うため、衛生管理が特に重要です。
病気療養中の方も多いため、清潔な環境を保つことが求められます。
お客様は当然として、美容師自身の健康を守るためにも衛生管理はサロンワーク以上に気をつけなくちゃいけないね!
法律・規制の理解
訪問美容を行う際には、美容師法や消費者契約法などの法律を理解しておく必要があります。
訪問美容を利用する方
訪問美容を利用する方は何かしらの理由で外出ができない方です。
地方や山間部などを除き、市街地では主に以下の方がほとんどです。
- 高齢者
- 身体的障害を持つ方
- 育児中の親
- 介護を行う家族
利用者=高齢者のイメージが強いですが、お子様が小さく誰にも預けられない方にも需要があります。
ベビーシッターさんと併用して依頼するケースもあるみたい
訪問美容師として成功するためのポイント
目的や自分のスタイルを確立する
副業として始めるのか、それとも専業でやっていくのか、目指す方向によって方法も変わってきます。
例えば、まずは副業として経験を積みながら、徐々に専業に移行するというステップを踏むのもおすすめです。
また、自分の家庭の状況や働きやすさをしっかり考えて、家族とのバランスを取りながら無理なく進めることが大事です。
どのような働き方が自分に合うのかを見極めることが、成功への近道です。
早期独立を目指すならスクール利用もあり
訪問美容に特化したスクールで学ぶことで、専門的な知識と技術を効率よく身につけられます。
また、スクールはネットワーク作りにも役立ちます。
まとめ
訪問美容師は、社会的に意義があり、多くの人々に喜ばれる仕事です。
美容師としての基本的なスキルに加えて、訪問美容ならではの特別な技術やコミュニケーション力を身につけることで、安定した収入を得ながら、自分らしい働き方を実現できます。
訪問美容に興味がある方は、まずは美容師資格の取得からスタートして、訪問美容スクールでスキルアップを目指しましょう。
興味のある方は、ぜひ訪問美容スクールの資料を請求してみてください。
詳細なカリキュラムや学べる内容を知ることで、次のステップが見えてくるはずです。